継続検査(車検)を受けるにあたり、クリアしないといけない数ある項目の中にマフラーの状態チェックがあります。
当然、保安基準に適していないものや、穴あきによる排気漏れがあると車検を通す事が出来ません。
今回お預かりした車も、腐食が激しく何箇所かから排気漏れがあり、通常は交換作業になりますが、低年式の外車で新品マフラーが入手困難なのとあったとしても高額なので、「直しましょうか?」という事になりました。
触媒との合わせ目、リアマフラーとのつなぎ部、パイプ途中の穴あきと複数あった排気漏れをすべて溶接して、何とか排気漏れを止める事ができました。
陸運局の厳しい検査を無事クリアして納車になりましたが、音も静かになり安く済んだので、お客様にも喜んでもらい納車になりました。
ただ、ジャッキアップして寝板で仰向けになり、火の粉を浴びながらの溶接作業だったので、熱くて大変でした!(笑)